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能登半島地震・奥能登豪雨の災害復旧治山工事における残存型枠のハイブリッド使用事例

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能登半島地震・奥能登豪雨の災害復旧治山工事における残存型枠
大谷(A渓流)災害対策工事で計画されている2号谷止工が完成しました。
現在引き続き床固工、側壁工などが施工されており、8年度工事として1号谷止工が予定されています。
 
 

目次


概要


発注者 林野庁 石川森林管理署 奥能登地区山地災害復旧対策室
工事名 大谷(A渓流)災害対策工事 2号谷止工
規 模 2号谷止工本堤  
(下流面)SSSフォームレス  A=369.4㎡+間詰部9.8㎡  
(上流面)間伐フォームレス  A=377.0㎡

床固工  
(下流面)SSSフォームレス  A=149.2㎡  
(上流面)間伐フォームレス  A=95.8㎡

側壁工・流路工   
        SSSフォームレス  A=314.8㎡  
工期 令和7年4月24日~令和8年3月13日 



工事するにあたっての課題

能登半島地震そして奥能登豪雨による被災からの復旧工事が進むにつれて、奥能登では深刻な土木作業員不足が課題となっていました。特に型枠工事は専門性が高く、経験者の確保が難しい状況が続いていました。
当現場では地元の離職者が雇用されていたこともあり、土木作業の未経験者でも施工ができる型枠工法を探されていました。


解決するために実施したハイブリッド使用

当初は上流面「丸太残存型枠」下流面「普通型枠」の予定でしたが、施工業者さんが施工承認を申請され、上流面は太鼓挽半割材を使用した「間伐フォームレス」、下流面と間詰部には軽くて施工性のよい「SSSフォームレス」と残存型枠のハイブリッド使用が採用されました。


SSSフォームレス下流面:鋼製残存型枠「SSSフォームレス」
間伐フォームレス上流面:間伐残存型枠「間伐フォームレス」


SSSフォームレス下流面:嵌合式の軽量壁面パネル
間伐フォームレス上流面:対落石の安全対策も兼ねる太鼓挽き半割材


SSSフォームレス下流面:先行する壁面パネルが転落防止安全柵の役割
SSSフォームレス下流面:地山との取合い部・間詰にも自在に対応



施工業者の皆様からの声

「地元の若者を雇用したので未経験だったが、安全に迅速に型枠の組立てができた」
「半割れ太鼓材は軽くて扱いやすく、施工性が良い」
「集中豪雨で崩壊するなど施工の遅れがあったが工期に十分間に合った」

SSSフォームレス下流面:施工のようす
間伐フォームレス上流面:施工のようす



施工後の効果

残存型枠のハイブリッド使用により、施工スピードの向上、安全性の確保、人手不足の解消といった効果が確認されました。未経験者が現場で即戦力として活躍できることは、地域の復旧を早めることにつながります。今後も微力ながら災害復旧工事のお役に立てるよう努めてまいります。


◇詳しくは「転生フォーカスNo.43(KYOSEI残存型枠工法)」、リーフレットをご覧ください。
 アカウント登録不要でどなたでもダウンロード可能です。

 

転生フォーカスNo.43
SSSフォームレス工法
間伐フォームレス工法
KYOSEI残存型枠のハイブリッド使用

 


 
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