逆T型CFT柱(VCCO型)応急対策工の実物大衝突実験を実施しました。
CFT柱に設計荷重のおよそ4倍の衝突エネルギーを与えても撓み変形角は損傷レベルⅡ(5度未満)を満足するとともに、基礎部に有害なクラック等の損傷は認められなかったため、逆T型CFT柱(VCCO型)応急対策工は十分な衝突エネルギー吸収性能を有する冗長性の高い構造であることが確認されました。
また、CFT柱の実験と同様の方法で、逆T型VCC道路防災対策工用とHBBO+型スリット小礫径対応用のエキスパンドメタルについて衝突エネルギー吸収性能の確認を行いました。その結果、どちらのケースでも、9kN・mの衝突エネルギーに対して破断及び貫通することなく、確実に捕捉できることが確認できました。
実験方法