
県道安来伯太日南線。この路線は鳥取県と島根県を結ぶ主要な道路であり、様々な地域活動や観光地を支えています。 本工事は、豪雨時に発生する土砂流出や流木被害を抑制し、道路の安全性を高めることを目的としたものです。 限られた施工スペースの中で、早期の安全確保と、経済性を両立できる工法として「VCC道路防災対策工」「多角形EXセル」が採用されました。
目次
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工事概要
| 発 注 者 | 鳥取県 日野県土整備局 |
|---|---|
| 工 事 名 | 県道安来伯太日南線(矢戸2工区)災害防除(交付金防災)工事 |
| 規 模 | VCC道路防災対策工 H=2.5m L=10.0m 多角形EXセル H=2.0m L=2.0m(左右とも) |

構造と効果
・高い捕捉性能で道路の安全を確保支柱の設置間隔を0.25m(対象礫径の0.75倍以下)に設定し、発生した土石流・流木を確実に受け止める構造としています。 捕捉後の流下も防止できるため道路利用者の安全確保に寄与します。
・短い工期で交通規制を最小限に
コンクリート養生期間を除いた実施工日数は12日間。
メインとなる鋼管柱の設置自体は1日程度で完了し、現場の負担を大幅に軽減しました。天候の影響を受けやすい山間部の工事でしたが、交通規制期間を最小限にでき、地域住民や観光客への影響を抑えることができました。
・維持管理が容易な脱着式構造
鋼管柱は 脱着可能な構造を採用。 堆積した土砂や流木を撤去する際には、柱を一時的に取り外し、前面をフルオープンにして重機で効率的に除石・除木作業が行えるため、災害後の復旧作業を迅速に行うことができ、作業負担を軽減できます。
施工前
施工後
現場の声
施工業者様からは以下のような評価を頂きました。・VCC道路防災対策工は基礎を丁寧に施工することで、高さ、通りとも満足のいく仕上がりとなり、工期も短縮することができた
・多角形EX セルは非常に丈夫で手間がかからず組み立てやすい
・中詰材(割栗石)をバックホーで直接投入しても全く変形しないので早く施工できる
・多角形EXセルの材料費は従来のふとんかごに比べやや高価だが、材工を含めたトータルコストで考えれば十分にメリットがある
基礎鞘鋼管設置
多角形EXセル中詰め



