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のり面保護工としてブロック・ノンを活用した事例

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のり面保護工としてブロック・ノンを活用した事例
近年の異常降雨に起因して、切土・盛土の道路のり面の表層崩壊や侵食による被災が増えています。

その災害復旧に、迅速に対応できるとしてブロック・ノンを活用いただいています。
一方で、のり面の安定が損なわれる前に予防を図ることも求められています。ブロック・ノンは、ジオセル工法等に比較して、施工性、環境面、経済性に優れており急勾配~緩勾配ののり面保護工に適用できます。今年の3月に施工された事例を紹介します。



市沢市民の森遊歩道

発注者 神奈川県横浜市
工事名 市沢市民の森 遊歩道
規 模 ブロック・ノン(壁面材ユニット高H=0.3m)
Hmax=7.8m L=38.0m 1割勾配


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 現場は、関東ロームからなる切土のり面(勾配1:1.0)の侵食が年々進行し、崩壊のおそれがある箇所の長期安定を図るために、のり面保護工が検討されていました。
 地山自体は安定していることから、侵食深さの約1.2mをカバーする形で補強し、壁面材には壁面裏の十分な締固めができ、周囲の景観との調和が図れるブロック・ノンを提案しました。
 補強材は一段飛ばしでの配置とし、掘削面に段切りを設け、そこには地山境界面でのすべりに対して抵抗できるだけの定着長を確保した補強材を配置、その地山境界面には、浸透水を速やかに排水する ため排水材を配置しています。

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