環境保全やSDGsの目標につながる間伐材利用。
KYOSEIは、今日のように環境保全が注目される以前から、残存型枠そしてダブルウォールや擁壁の壁面材に 間伐材を建設資材として活用することに取組んできています。
各商品は、素材である間伐材をそのまま活かすことが間伐材の利用拡大、森林整備に繋がると考えて開発したものです。
現地発生の皮付き丸太はもちろん太鼓落とし、半割の加工木材など様々なバリエーションの間伐材が活用できます。最新の活用事例をご紹介します。
発注者 | 仙台市青葉区役所 |
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工事名 | 青葉山公園(二の丸跡)落石防護柵設置工事 |
規 模 | 間伐ΔXウォール H=1.2m、L=35m、間伐材取付仕様 |
斜面からこぼれ落ちる小落石や土砂が道路に流出しないよう設置した簡易防護柵工「ΔXウォール」。その壁面に間伐材を取付けた事例です。
ΔXウォールは、エキスパンドメタルの面材を三角形状に組立てて設置するシンプルな構造で 簡単・迅速に施工できることから適用事例も増えてきています。犬矢来風の形状と間伐材が景観に調和しているだけでなく、間伐材の取付けは壁面の強化にもなっています。
発注者 | 淡路市役所 |
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工事名 | キャンプ場新設工事 |
規 模 | 間伐ブロック・ノン Hmax=3.0m、ΣL=89.0m |
キャンプ場の造成工事において、高低差がある部分の擁壁に採用された事例です。
間伐材は、エキスパンドL型壁面ユニットの前面に取り付けることで、景観だけでなく中詰施工時において壁面際をしっかり締固めるための支保材の役目を果たしています。 多種多様な植物や生きものに囲まれたキャンプ場。自然のままの姿を生かした縦使いの間伐材が周辺に馴染んでいます。