長野県天龍村国道418号線の緊急土砂災害対策工としてVCCW防護擁壁が完成しました。
国道418号天龍村足瀬災害復旧工事
発注者 | 長野県 下伊那南部建設事務所 |
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工事名 | 国道418号天龍村足瀬災害復旧工事 |
規模 | 1工区 施工延長L=50m、壁高H=3.7m 2工区 施工延長L=20m、壁高H=3.7m |
2020年7月豪雨により天龍村国道418号線戸口~足瀬間で大規模な斜面崩落が発生。 約150mにわたり土砂が流出し約1.3kmの区間が通行止めとなりました。 本線復旧までの間、地元住民の方や工事用車両が通行するための 仮設道路が設けられ、その仮設道路への落石・土砂流出を防ぐ対策工として 逆T型CFT防護擁壁(VCCW)が設置されました。
被災直後
緊急対応の限られた工期と予算の中で、想定される落石・崩壊土砂に対し安定した構造が求められました。
実質21日という短い期間で完成することができ、当該現場のような緊急性を要する災害現場に適した工法であることが実証されました。
緊急対応の限られた工期と予算の中で、想定される落石・崩壊土砂に対し安定した構造であることはもちろん、経済性・施工性・緊急性に優れると評価いただき採用されています。