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大型積みブロックを下流壁面材に使用したINSEM-ダブルウォール堰堤が完成

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大型積みブロックを下流壁面材に使用したINSEM-ダブルウォール堰堤が完成

 

発注者 山梨県 富士・東部建設事務所
工事名 倉見下沢砂防工事
規 模 堤高14.5m、堤長81m

概要

 大型積みブロック(ヘイベックブロック)を下流壁面材として使用したINSEM-ダブルウォール堰堤が 完成しました。
 汎用性のある厚い大型積みブロックを使用することで大幅な施工性の向上が図れ、 重力式コンクリート堰堤に比較し、約15%のコスト縮減を実現しています。

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<景観に配慮した擬石模様の壁面>


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 壁面際も振動ローラーによる確実な締固めが可能。
<堤体端部強度の重要性>

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 キー構造と連結鉄筋により上下左右の
<壁面材の一体化>

 実際に施工された業者の皆様に下流壁面材の大型積みブロックについて伺ったところ
 「ブロックに厚みがあるため安定性が良い。」
 「端から順に調整しながら設置する手間がなく、ブロックが座るため設置が早い。」
 「転圧しても突き合わせ部が動かず、しっかり締固めができる。」
 「見た目が綺麗に仕上がる。」
 等のご感想をいただきました。
 INSEM-ダブルウォール工法は、施工性の向上、コスト縮減が図れることに加え 現地発生土をほぼ100%利用することができます。本現場においても現地発生土を埋戻しと中詰材にすべて利用した上で、不足分は 他現場の建設残土を流用、建設発生土を100%活用することができております。
 折しも令和5年1月に再生資源の有効な利用を推進するための法律、「資源有効利用促進法政省令」の一部が改正され、また5月には、危険な盛土等を規制する新たな法律、「盛土規制法」が制定され施行されています。 より一層、再利用指定副産物である土砂の発生抑制と再利用の促進に努めるとともに、 建設発生土の適正な処理が求められています。
 建設発生土を残土処分場に排出するのではなく、現場内において資源として活用できるINSEM-ダブルウォールが、少しでも課題解決にお役に立てることができれば幸いです。

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