
SSSフォームレス工法による砂防堰堤・治山ダム工事の生産性の向上について
ご紹介しております、ぜひご覧ください。
目次
砂防・治山工事を取り巻く環境
・技能労働者の不足と高齢化の進行が深刻化
・令和6年4月から「働き方改革関連法」の施行により建設業においても
時間外労働の上限規制が罰則付きで適用
・頻発・激甚化する災害に対応した公共工事の品質確保
上記の課題を解決するため、生産性の向上や工期短縮等に資する工法が
求められています。
特に、渓流上流の山間地域での砂防堰堤・治山ダム工事では現場条件が厳しく、
解決のための取組みとして残存型枠の使用が増加しています。
SSSフォームレス工法の登用による生産性向上
既存のコンクリート系残存型枠に対して「SSSフォームレス」は組立作業の便宜を図ると同時に、
打設関連作業の単純合理化をとことん追求した施工性の高い残存型枠です。
施工性と安全性の向上
SSSフォームレスは4~6kgの薄板U形鋼板を嵌合していくだけで型枠パネルを構築できます。
切断加工が容易なため本提以外にも自在に対応できます。
壁面パネルは千鳥に配置され、先行するパネルが転落防止柵 の役回りを兼ねていることから、
作業環境が改善されます。
人手不足の解消と働き方改革への寄与
既存のコンクリート系残存型枠に比べて、壁面パネルは圧倒的に軽く嵌合式のため
熟練技術は必要なく、人力による運搬・組立てが容易、組立てが速いです。
また、クレーンを常時現場にとどめておく必要がなく、コスト縮減につながります。
工期短縮・現場での費用削減の実現
堤体横継目にSSSフォームレスを登用することで、打設順序にからむ制約が解消、
堤体を横一線に立ち上げてゆくことができるため、打設関連作業が合理化され、
養生日数が短くて済むことから工期短縮が図れます。
また、工期短縮によって全体的なコスト縮減がはかれ、次の工事に早く取り掛かれる
という利点があります。
詳しくはKYOSEI転生フォーカスNo.39をご覧ください。
一般型枠やコンクリート系の残存型枠で発注されている工事でも受注後に変更した事例が多数ございます。
壁面パネルのサンプルもございますので、 最寄りの営業所にぜひお問合せください。