
インドDWプロジェクト 第2回
プロジェクト名「ウッタラカンド州山地災害対策プロジェクト」においてダブルウォールの設計、施工指導の 技術協力をおこなっており、弊社から2名が現地で施工指導に参加しています。
第2回は、現地の施工のようすをご紹介します。
<砂置換法による現場密度試験>
試験道具の使用方法をインドスタッフの方に伝え、実際に砂置換法を実践してもらいやり方を 習得していただいています。


<岩盤設置部の処理>
端部は地形に合わせて矢板を切断し、地形との隙間はコンクリートで間詰めします。


<水抜き暗渠管を設置>
水抜き管周辺の上流側埋戻しには、排水性をよくするため、現地で発生した石材や岩ずりを投入し、 吞口は周辺工事の残材を使用して閉塞を予防しました。


先日、大型のバックホウが現場に届き、施工スピードが向上しました。 作業員の方も現地のJICAスタッフの方も、それぞれの仕事について理解されよい雰囲気でプロジェクトが 進んでいます。施工はいよいよ袖部の最上段にさしかかり、放水路部のコンクリート打設の準備に とりかかっています。
No3治山ダムは間もなく完成を迎える予定です。
