もたれブロック・ノン
もたれブロック・ノン(MBLN)
概要

新技術情報提供システム(NETIS)登録 KK-120034-A
エキスパンドメタルを用いた二重壁構造の鋼製もたれ式擁壁です。二重壁構造にしたことで、地山掘削を最小化することができ、ブロック積みに代わる擁壁として適用できます。 |
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特長
- ブロック積みと比べても、壁面ユニット重量12.7kg/個と軽量でシンプル。運搬・設置が容易。
- 壁体幅は、もたれ式としての安定と中詰土の施工から決まる。最小幅0.8〜1.4m。
- 切土によって発生した岩砕、磯質土を活用(現地発生土の活用)。
(適材が得られない場合は、クラッシャーランを使用) - コンクリート不要のため養生期間が無用。工期が大幅に短縮できる。
- ブロック積擁壁に比べて約35%のコスト縮減。
- 標準設計が完備されており、設計・積算が容易。迅速な対応が可能。
施工手順 
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1.壁面ユニット設置 | 2.裏込め材の投入と突き固め | 3.中詰土の投入・まき出し・締固め | ||
斜タイ材・吸出し防止材(植生マット)を取付けた壁面材と背面材をコイルと丸棒を使って連結し、前背面が一体の壁面ユニットを組立て設置します。 | 背面材の背面と切土面との間は、礫質土を投入し、突き棒でしっかり突き固めます。 | 勾配と通りを確認後、中詰土の投入・敷均しをして1層の仕上がり厚30㎝になるよう締固めます。転圧は小型転圧機により、壁面に平行に走行して行います。 | ||
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4.壁面ユニット設置、中詰めの繰り返し | 5.完成 | |||
組立てた次の段の壁面ユニットを、背面においてコイルと丸棒で連結し一体化します。それと中詰めを交互に繰返して擁壁の天端まで仕上げます。 | ||||
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比較工法(商品)
ブロック積み、かごマット、かご枠 など
もたれブロック・ノン 施工事例
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CONTACT
こんなお悩み・ご質問ございませんか?お気軽にまずはご相談下さい。
中詰土が悪くて締固めが難しい時の対処方法はありますか?
セメント等で改良する方法など、土の性状によっていろいろと対処できます。
基礎地盤の変形に追随できる擁壁はありますか?
地盤条件に適応した工法をご提案致します。
狭い進入路しかない現場なのですが施工できますか?
部材がコンパクトで資材運搬量も少ないので、狭い進入路でも施工できます。
防災調節池ダムのコスト縮減と工期短縮を図る工法はありますか?
コンクリートダムに比べてコスト縮減と工期短縮が図れる工法があります。
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