
令和5年6月と9月に土石や流木を捕捉した事例のご紹介です。
中津川第10砂防堰堤
令和5年6月、台風2号の影響により上流域で土砂崩落が発生。崩落によって流出した大量の土石と流木を中津川第10砂防堰堤が捕捉し、下流への被害を未然に防止しました。
2年前の令和3年8月豪雨で堤高の2/3が流木で閉塞した状態でしたが、今回は天端まで土石と流木を捕捉し満砂状態となっています。


発注者 | 国土交通省 多治見砂防事務所 |
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工事名 | 中津川第10砂防堰堤(平成25年3月完成) |
規 模 | CBBO型 高さHs=12.5m 開口部幅B=20.0m 設計最大礫径D95=2.6m |
捕捉状況の動画はこちらから(YouTubeに移動します)
小別堂砂防堰堤
令和5年9月16日、ゲリラ豪雨(≒88㎜/h)により発生した土石流を砂防堰堤が捕捉しました。捕捉した土砂は約4,000㎥。 土石流の流下を防いだことで、下流の県道などへの被害軽減に貢献しました。堆積土砂は近日中に除石される予定。


発注者 | 長野県 上田建設事務所 |
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工事名 | 小別堂砂防堰堤(平成30年3月完成) |
規 模 | 透過部CBBO型 高さHs=9.5m 開口部幅B=7.0m 設計最大礫径D95=0.5m |