カテゴリ | かご工 |
---|---|
用 途 | 護岸工、土留工 |
キーワード | 河川環境保全、災害復旧、改良改修 |
EXギャビオンは、壁面材・隔壁材にエキスパンドメタルを使用し、栗石・割栗石を中詰したかご工です。
前背面に1.0m間隔で支持材を設置し、壁面材を延長方向に連結して固定するとともに、隔壁材とも連結することで、連続した一体の壁体を構築しています。
直壁はもちろん、のり勾配3分と5分も対応可能で、一定勾配のかご構造物を構築できます。
また、緩勾配の護岸法面や護床工に適用するマットギャビオンと組み合わせることで鋼製流路工が構築できます。
耐荷性能に優れる
一枚板をプレスして成形加工したエキスパンドパネルは鉄線かごで弱点とされた線材破断時の伝線性がないので、線材の破断によって網材がバラけるといった破壊を防止できます。延長方向1m間隔にエキスパンドメタルの隔壁材が設けてありますので局所破壊が全体破壊に進展することはありません。
耐用年数は半永久的
すべての部材に溶融亜鉛メッキJIS H8641(HDZT70膜厚70㎛以上)が施してありますので、耐用年数は実用上半永久的といえます。
中詰め施工が容易
剛性の高い隔壁材があるため、中詰材投入時の変形を抑えることができ、中詰作業がしやすい。
高い耐久性と柔軟性
強い衝撃にも破断することなく、自身が凹んで衝撃力を吸収することができる高い耐久性と柔軟性を有しています。
チサンウォールやブロック・ノンなどを護岸に施工した事例集