カテゴリ | 防護工 |
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用 途 | 落石防護擁壁、崩壊土砂防護擁壁 |
キーワード | 落石、崩壊土砂、補強土壁 |
ダブルウォール防護擁壁工は、前面と背面にエキスパンドメタルL型ユニット、または鋼矢板の壁面材を設けて多段タイ材で連結した中に、現地掘削土砂や礫を中詰めした複合構造の待受け式防護擁壁です。
道路側壁面材には勾配を付け、緑化できるエキスパンドメタルL型ユニットを使用します。
中~巨礫対応型の鋼矢板ダブルウォールは、落石規模に応じて使用する軽量鋼矢板の板厚(t=4~6mm)を選定することができます。また、背面の鋼矢板をそのまま上に伸ばして防護柵として利用できます。
衝突に対するエネルギー吸収性能が高いダブルウォール構造
落石・崩壊土砂の規模に応じた壁面材を選定することでコスト縮減が図れる。
背面壁面材が選択でき経済的
背面山側阻止面にエキスパンドメタルL型ユニットを使用した小~中規模落石対応型のEXダブルウォールと、軽量鋼矢板を使用した中~巨礫対応型の鋼矢板ダブルウォールの2タイプがあります。
底面幅縮小化への対応
背面の地山が良好な場合は、下半もたれ式形状にすることで底面幅が小さくできるため、平地があまり取れない場所での適用も可能です。
早期復旧でコスト縮減
構造がシンプルで組立てが容易、しかもコンクリートレスなので災害復旧に迅速に対応できます。災害時には応急と本復旧を兼ねることで大幅な工期短縮とコスト縮減が図れます。
前面と背面に壁面材を設け、多段水平タイ材で連結した複合構造の待受け式防護擁壁リーフ
簡易な防護柵から巨礫対応の防護擁壁工まで斜面崩壊対策工の商品ガイド