インド北部山岳州における山地災害対策プロジェクトでダブルウォールの技術協力

 

　同州の森林地域の斜面対策として、日本の治山技術を用いた山地災害対策を実施し、インド・ヒマラヤ地域の他州において治山の知識・技術が普及されることを目指し、ウッタラカンド政府とJICA（日本国際協力機構）は覚書を結び、2017年3月から技術協力プロジェクト「ウッタラカンド州山地災害対策プロジェ クト」が始まりました。

　弊社は、JICAより協力依頼を受け、ニルカド地区の治山ダム3基についてダブルウォールの設計、施工指導の技術協力をおこなっています。
　現地の会社で資材を製作し、ようやく施工が開始されました。弊社から2名が現地で施工指導に参加しています。
　現地発生土を活用できるダブルウォールが、今後のインドにおける治山事業に活用できるよう品質管理方法、特に締固め管理について説明し指導を行っているところです。