
着脱試験詳細
長野県天龍村国道418号の緊急土砂災害対策工として設置した逆T型CFT防護擁壁(VCCW)が令和3年3月に崩壊土砂を捕捉しました。
CFT柱および部材の点検を兼ね、CFT防護柵の着脱試験を実施しました。
着脱の手順は以下のとおりです。
①エキスパンドメタル壁面材の取り外し
②支柱下部のモルタルキャップ除去
③支柱の引抜き・点検
④基礎鞘管内の砂の除去・点検
⑤支柱の建込みと砂充填・モルタルキャップ施工
⑥エキスパンドメタル壁面材の取り付け








そのまま再設置しています。着脱の一連の作業は、3時間程度で完了しました。
このように、着脱が簡単に行えることは、維持管理面において他工法にはない特長となっています。