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不透過型から透過型へ変身できる砂防堰堤

災害直後の細粒土砂の供給が多く下流河川の土砂堆積に著しく影響を与えるような渓流では、砂防堰堤はまず不透過構造で整備しておき、出水前の流出土砂量に戻ったときに透過構造に変更したいという要望があります。

これに対応する砂防堰堤として、当社の透過型堰堤HBBO+型をベース構造とし、その透過断面を閉塞するための部材を付設した構造を考案しました。付設部材は材質によって「鋼材」・「ジオグリッド」などが考えられ、タイプは「不透過型」・「半透過型*」に分けられます。付設部材は、施工性とコスト面からジオグリッドが最適だと考えられます。

いずれの付設部材も、堰堤部材との着脱が可能な接合構造としているため、必要なときに容易に取り外して透過型に変更できます。

*)半透過型とは、流下土砂をほとんど捕捉すると考えられますが、完全ではないという意味で、とりあえずこのように呼んでいます。

ジオグリッド付設構造(半透過タイプ)

【概算コスト】
・ジオグリッド付設部材:2,300円/㎡
※ジオグリッド前面に吸出し防止材を重ねると不透過構造になります。

・吸出し防止材を付加したとき:2,900/㎡

  ジオグリッド付設構造

EX(エキスパンドメタル)ネット付設構造(半透過タイプ)

【概算コスト】
・EX板付設部材:3,400円/㎡

  EXネット付設構造

スラブプレート付設構造(不透過タイプ)

【概算コスト】
・スラブプレート付設部材:10,300円/㎡

  スラブプレート付設構造