カテゴリ | 控えアンカー式鋼製擁壁 |
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用 途 | 道路擁壁工、土留工 |
キーワード | 路側擁壁、法面法尻擁壁、災害復旧 |
LXウォールは、盛土前面の直壁を底面梁材と斜タイ材、アンカー材で支持する控えアンカー式の鋼製L型擁壁です。
軽量・省力化施工が求められる山間部や狭隘箇所のように用地に制約がある場所において、垂直な壁面を持つ盛土を構築することができます。
コンクリート擁壁と違い柔軟な構造であるため、比較的軟弱な支持地盤でも適用が可能です。
施工性の向上
軽量のため、人力による運搬・組立てが可能、大型重機やクレーン、特殊技能工は不要、特に狭隘な場所での施工性の向上が図れる。
設計・積算が容易
標準設計が完備されており、治山林道必携に歩掛が掲載されているため設計・積算が容易。
工期短縮の実現
基礎コンクリートや均しコンクリート不要のため養生期間が無用となり、工期短縮が実現。材料が軽く施工性がよいため、災害復旧に迅速な対応が可能。
コスト縮減の実現
掘削量を大幅に削減できる。同じ直壁タイプのプレキャストコンクリート擁壁(PLC)と比べて直接工事費で20%〜30%程度経済的。
コンクリートを一切使わない合理的な控えアンカー式鋼製L型擁壁リーフ
迅速な対応が求められる災害復旧で施工された「LXウォール」についてのニュースレター
土砂崩れや崩落により被災した道路施設の災害復旧対策事例集