よくあるご質問 INSEM-ダブルウォール ≪ダブルウォール構造≫


Q2 堤体の一体化が必要な理由は?


A2 INSEM 堰堤は、INSEM 自体に強度があったとしても、水平打継目処理を行っていなければ

   薄層板を積み上げた構造体となるので、土石流の衝撃力等の大きな外力が作用すると鉛直
   にひび割れが生じ、安定性が大きく低下してしまいます。そのため、粘り強い INSEM 堰堤に
   するためには、堤体の一体化が必須になります。
   
   INSEM 堰堤の一体化を図るには水平打継目処理を確実に行わなければなりませんが、そ
   れ
に替わるいま一つの方法はダブルウォール構造にすることです。この構造は多段タイ材
   と
壁面材よって中詰材を外部から拘束補強して堤体の一体化を図るものです。
   
   ダブルウォール構造による一体化の効果は、石こう板と鉄球を用いた簡単な衝突模型実験

   でも確認することが できます。積層の非一体モデルの場合は貫通ひびわれが生じたのに対
   して、一体化モデル(ダブルウォール構造)の場合は、上部の微細なひび割れのみ
となります。


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