中間技術再生研究所

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3.実物大衝突実験による性能確認

実物大のCFT並列防護柵の供試体に多面体のコンクリート製(表面は鋼製)
重錘を落下させ、CFT支柱と支柱間の阻止面となるエキスパンドメタルの性能を
確認しております。

3.1実験方法  

 実験はCFT柱□-200×200×6を0.76m間隔で4スパン(3.04m)配置し、それ
に高さ2.0mのエキスパンドメタルEX—50×152.4×4.5×7を取付けたCFT防護
柵を水平に設置し、そこに所定の高さまで吊上げた重錘を落下させる鉛直落下式
にて実施しています。
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3.2 CFT支柱  

 CFT支柱には礫径0.7mに相当する520㎏の重錘を高さ15mから落下衝突させ
ています(写真-3.1)。そのときの曲げ変位は165mm、 曲げ変形角は6.0°と
なっています。衝突箇所に局部座屈はみられる もののまだ限界には達しておらず、
変形性能とエネルギー吸収性能 の高いことが裏付けられました(写真-3.2, 図-
3.2参照)。

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     写真-3.1 支柱の実験状況(重さ520kg, 高さ15m)

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              写真-3.2 支柱変形状況

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              図-3.2 支柱の曲げ変形

3.3 支柱間阻止面(エキスパンドメタル)  

 小規模落石はもちろんエキスパンドメタルに直撃する可能性のある最大クラス
の約0.4mの中規模落石に対してもEX—50×152.4×4.5×7を使用することで
貫通することなく確実に捕捉できることが確認できました。また、写真-3.4に
見られるようにエキスパンドメタルのストランドに一部破断があっても、金網と
違いそこから伝線することがないため、破壊に至らず捕捉機能を維持できること
が確認されています。

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    写真-3.3 支柱間阻止面の実験状況(重さ100kg, 高さ10m)
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                写真-3.4 エキスパンドメタル変形状態