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7.究極の透過型堰堤「Z-スリット型堰堤」

これまで、部材数の多い鋼管骨組構造の鋼製スリットが、フランジ継手を多用してい
ることで、かえって粘り強さに欠け、必ずしも冗長性が高いとはいえないこと、それと
は対極にある鋼管単柱式構造の「Z‐スリット型堰堤」が、その変形特性と鞘管継手の
採用によって、土石流の衝撃力に対しても冗長性の高い鋼製スリットになることを説明
してきました。
 「Z‐スリット型堰堤」には、シンプルな構造ゆえに、機能面だけでなく経済性・施
工性においても既存工法にない多くのメリットがあります。
 ――鋼管を素のままで活用 ―鋼材加工度大幅減―
 ――フランジ継手に代えて鞘管継手の登用 ―
 ―塗装無用 ―露出面オール黒皮一色―
 ――当然のことながら、コストも大幅縮減
 ――そして極め付きが段違いの工期短縮
 (蛇足)必要に応じて、不透過型への変身も随意

 また、水山先生の講演会資料「鋼製砂防構造物はなぜ歓迎されないのか」の中に、
その理由についてアンケートを取られた結果がまとめられております。それによります
と、現場サイドで歓迎されていないが、6割強となっています。歓迎されない理由とし
て、現場組立てにおいて複雑な施工がともなうことから、儲からないと感じている。ま
た、自由度が少なく、精度を要求される鉄骨の組立てに慣れていないことから現場で手
間がかかるということのようです。
 このような現場の声に照らしてみても、「歓迎されない」ことの多くが改善できるわ
けで、「歓迎される透過型」として、受け入れられるものと確信しております。
 まさに、既存工法に代わる「究極の透過型砂防堰堤」といえるのではないでしょうか。
 皆様の忌憚のないご意見をいただければ幸いです。

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※)平成29年12月4日に開催された講習会の講演内容


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