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4.異種分野の同種技術<鋼管単柱式構造>

鋼管単柱式構造が考えられることはわかっても、これまでの鋼管骨組構造に見慣れて
いるため、どうしても不安だという方もいると思います。しかし、砂防分野以外に目を
向けると、なにも特殊なことではなく、すでに他分野においては同じように衝突エネル
ギーを支柱の変形によって吸収させる、単柱式構造の施設が標準化されています。
 広く使われているものでいえば、車両用防護柵、落石防護柵の支柱、港湾における
津波漂流物対策施設、さらに高さH=10mを超えるとなるとSPS接岸ドルフィンが該当
します。

 ただし、曲げ抵抗に期待する鋼管単柱式「Z-スリット型堰堤」にも限界があります。
試算したところ、経済性の面からいってもH=10m程度がその限界と考えられますので、
それを超える場合や土石流条件が厳しい場合は、KYOSEIのCBBO型やHBBO+型の
ような支え壁式の合成バットレス構造を採用するなどの棲み分けは必要となります。

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           図ー6 単柱式構造/車両用防護柵




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           図ー7 単柱式構造/落石防護柵




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                     図ー8 単柱式構造/津波漂流物対策施設





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※)Single Pile Structure : 単杭構造
            図ー9 単柱式構造/SPS※接岸ドルフィン


最新覚え書きノート Z-スリット型砂防堰堤
 5.鋼管単柱式構造の機能・構造部材