中間技術再生研究所

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竹補強材の連結部の強さについて試験を実施しました

壁面材と竹補強材はボルトを使って連結します。
連結部の引張試験を実施し、連結構造に問題がないことを確認しました。

 

 

<壁面材と竹補強材の連結部>

 

 

 

 

 

 

 

 

<試験の結果>

 

試験場所:奈良県産業振興総合センター
試験体:燻した割竹厚さ7mm,幅53mm(補強材としての最小値)
連結ボルト:M8,座金厚さ2.3mmを2枚使用,縁端距離50mm
試験方法:万能試験機(1,000kN)を使用,引張速度10mm/分

 

 

 

10mm/分で載荷し、引張荷重T=7.48kNに達した時点で連結部が破断しました。
壁面材のエキスパンドメタルと連結ボルトに変状はありません。

 


 

 

試験体3体について試験した結果は以下のとおりです。

 

 

 

 

 

この結果から、H=8m級の擁壁の最下段に生じる
壁面部(柔な壁面材のため40%*)での最大引張力T=6.0×0.4=2.4kN/本 に対して
安全率7.3/2.4=3.0 を有することになります。
*)ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアル第二回改訂版から

 

これで懸案事項はすべて解決したことになり、実施の段階へと進みます。
実際に竹補強材を製作にとりかかり、いつでも現場に納入できる体制を整えていきます。