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チサンウォールと水平思考

チサンウォール 地産大型積ブロック補強土壁
にあります覚え書きノートでは、
読者の方に気づいてもらう意味合いから
「コロンブスの卵」という表現を使っています。

 

 

そもそも「コロンブスの卵」は、
よくいわれる水平思考から生まれるものです。
水平思考の反対は垂直思考です。今の補強土壁業界は、
この垂直思考の罠に陥っているといえそうです。
先駆者であるテールアルメが、壁面材はこぼれ出しを防ぐ
役割であり、スキンという名称を使ってスリムな壁面材
を使用し、それが受け入れられたことで、後発組である
多数アンカー、タス、三菱VIG、ジオパネルなどこぞって
スキンタイプを採用しています。

 

これは、先人であるテールアルメの考えが、補強土業界の
常識として思考が固まってしまい、視野が狭くなって
しまっていることによる結果といえます。
それぞれ違いを追求しているつもりでも、同じ穴を深く
垂直に掘っているにすぎないことに気づかないまま、
現在に至ってしまっている。

 

詰め込み型偏差値秀才のマニュアルエンジニアほど、
この罠にはまりやすいようです。知識を詰め込んでいる
つもりが蛸壺にはまって抜け出せないようなものです。
逆に現場で地頭力を使っておられる方のほうが、
視野が広い分スッと理解が得られるかもしれません。

 

同じように業界の常識として思考が固まっている例は、
たくさんあると思われます。それはチャンスでもあります。
それには、少し視野を広げて、違う角度からものを見る
水平思考が、新しい価値や商品を生み出すわけで、
私たちも日ごろから意識して水平思考に慣れるようにして
いくことが必要といえます。