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大型積みブロックを下流壁面材に使用したINSEM-ダブルウォール堰堤

  INSEM-ダブルウォール(DW)堰堤は、いわゆるダブルウォールと低強度INSEMの複合形式の
工法として表舞台に登場してから15年余となり、おかげさまで施工基数150基を超えました。  
 INSEM創始の原点は、現地発生土の100%活用です。これまでの実績をみますと文字通り
限りなく100%に近い95%以上で活用することができており、建設発生土の有効利用を図る
ことのご要望にお応えできているものと考えております。  

 なお、これまでINSEM‐ダブルウォールの下流壁面材として、軽量鋼矢板、エキスパンドメタル
を使用してきましたが、これに新しくコンクリートブロックが加わることになりました。それには、
既成のいわゆるINSEM堰堤に使われています薄型ブロックと違い、汎用性のある厚い大型積み
ブロックを登用しておりますので、大幅な施工性の向上とコスト縮減が図れることになります。

<汎用性のある厚い大型積みブロックの登用>


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                     INSEM-ダブルウォールの構造概念

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<いわゆるINSEM堰堤で使用のコンクリートブロックと大型積みブロックの比較>
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 このように、大型積みブロックを下流壁面材に使用したことで、薄型ブロックでは実現できない
次のような効果が期待できます。
―自立安定性の高い大型積みブロックによる組立の容易さ
―壁面際まで重機による十分な締固めが可能
―壁面の連結鉄筋等による一体化と耐摩耗性の向上
―コスト縮減

自立安定性の高いブロック   大型機械による締固め   キー構造と連結鉄筋による一体化
・自立安定性の高いブロックのため
   単体で設置可能
  ・大型機械による壁面際の締固めが
   可能
・壁面際のINSEMも中央部と同様の
   品質を確保
  ・キー構造と連結鉄筋により上下左右
   の壁面一体化


 また、景観を考慮して擬石模様のコンクリート壁面にしたいといったニーズにも対応できます。

<施工事例>
山梨県南都留郡の倉見下沢において、現在2期工事が施工されています。

工事名:倉見下沢砂防工事
発注者:富士・東部建設事務所吉田支所  
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 なお、本工事での下流壁面材には現場から比較的近いコンクリートメーカーで製造の
ヘイベックブロックを使用しております。

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