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渓流を横断する道路防災対策の事例紹介

  近年、豪雨や台風により、道路区域外からの流木・土砂等の流入によって道路が被災するケースが
増えてきており、渓流を横断する道路の土石流対策が求められています。

 その対策として、土石流の発生にともなう礫および流木により橋梁やボックスカルバート(函渠)
が閉塞されることのないよう、透過型の土石流対策工を設置するケースが多くなってきています。

 ここでは、函渠閉塞対策工として設置したSSS型流木捕捉工の事例を紹介します。着脱可能なため
堆積した流木や礫の除去が容易であること、シンプルな構造で工期短縮・コスト縮減できることを
評価いただき採用されています。

事業者:独立行政法人 水資源機構 朝倉総合事務所
工事名:小石原川ダム 栗河内地区土捨場整備 流木止
諸元:高さ3.5m、延長21.0m、令和3年3月施工
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事業者:国土交通省 宮崎河川国道事務所
工事名:東九州道 芳ノ元地区整備工事 流木止
諸元:高さ2.0m、延長:5.0m、令和2年7月施工
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事業者:香川県 小豆島町役場
工事名:一般廃棄物最終処分場整備 礫止め対策工事
諸元:高さ1.0m、延長3.8m、令和2年5月施工
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SSS型流木補足工のページはこちら
道路横断函渠閉塞対策事例リーフレットPDFはこちら


 また、土石流対策には、砂防・治山事業で適用している透過型堰堤のVCCO型、斜面からの崩壊土砂対策には、
落石だけでなく土砂を受け止める機能をもつ防護擁壁のVCCW型があり、捕捉事例がございます。
詳しくはこちらの技術トピックスをご覧ください。

 SSS型流木捕捉工、VCCO型、VCCW型はいずれもコンクリート充填角形鋼管(CFT)を基礎鞘管に建込むだけの
シンプルな構造で、除石・除木する際に部材の着脱が容易におこなえます。維持管理面において他工法にはない特長と
なっています。道路事業における防災対策として、また、早期復旧のための応急対策工としてご参考となれば幸いです。